2012年05月31日

SaGa2秘宝伝説 レトロゲーム

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SaGa2秘宝伝説
は1990年12月14日にゲームボーイ用に発売されたRPGである。
魔界塔士SaGaが好評されたために作られた続編であるが、ストーリー上の繋がりは薄い。
今作からついにイトケンこと伊藤賢治氏がサガシリーズの音楽で関わることになる。
前作の植松伸夫氏も関わっているため、二大巨匠の共作ということになる。
個人的な意見だがイトケン氏は最も好きなゲーム作曲家である。

前作の魔界塔士SaGaも名作だったのだが、今作のSaGa2秘宝伝説は更にパワーアップしている。
基本的なシステムは前作と同じだが、魔界塔士SaGaというよりはファイナルファンタジーⅡに近い。
今作からは新たにメカという種族の仲間が増えた。これは装備品で能力値が上がるものであり、
つまり強い装備をするほど強くなるという非常に便利な仲間であり、パーティに1人(1機?)はほしい。

パーティは4人だが、たまに一時的ではあるが5人目の仲間が登場する。
いわゆるNPCというやつだが、ストーリーが進むにすれて様々な仲間が入れ替わりで登場する。
移動中に話しかけると冒険のヒントをくれたりもする。
SaGa2秘宝伝説ではこれらの個性的な仲間たちは非常に心強いものであった。

前作は塔を上りながら4つの世界を旅したが、本作は更に多くの世界を冒険することになった。
世界に散らばっている77個の秘宝を集めるのが、SaGa2秘宝伝説の目的であり、
この秘宝は装備品であったりアイテムであったり様々なものであり、使用できるものもある。
そして秘宝をめぐって神々たちとの戦いに挑むことになる。

SaGa2秘宝伝説には4人の神々がいるのだが、それぞれ強敵のボスとして登場する。
中でも最後のボスは主人公たちとも因縁の神であり、今作屈指の強さを誇る。
むしろその後のラスボスよりも強かったりするので、しっかり主人公たちを鍛えなければならない。

前作もそうだったが、SaGa2秘宝伝説でもやはりインパクトのあるセリフは健在である。
殺伐としてセリフが多いが、世界は前作のように荒廃しているというわけではなく、
むしろ穏やかな雰囲気なのである。それでも人々はシュールなセリフを多用してるのが面白い(笑)
サガシリーズ独特のセリフは健在である。

ゲームボーイでこれだけ壮大な世界と物語は他に類を見ない。
容量は前作の魔界塔士SaGaの約2倍であり、当時としてはかなり規格外のものだった。
個人的にSaGa2秘宝伝説はゲームボーイで最も好きなゲームである。
2009年にはニンテンドーDSでリメイクが発売された。
SaGa2秘宝伝説は今もなお愛されている。










SaGa2秘宝伝説は壮大な世界を冒険している感覚を味わうことができる。
紛れも無くゲームボーイの超大作である。





サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY

ラベル:ゲームボーイ
posted by jin at 12:26| サガシリーズ | 更新情報をチェックする

2012年05月30日

魔界塔士SaGa レトロゲーム

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魔界塔士SaGa
は1989年12月15日にゲームボーイ用に発売されたRPG。
携帯ゲーム機およびゲームボーイで初のRPGであり、スクウェアで初めてのミリオンセラーである。
これはファイナルファンタジーに先駆けてのミリオンであり、歴史的な名作RPGである。
ディレクターの河津秋敏氏はこのサガシリーズの生みの親である。


魔界塔士SaGaはスクウェアでもFFシリーズと双璧をなすサガシリーズの原点であり、
後のゲームボーイのSaGaシリーズ・ロマンシングサガ・サガフロンティアなど。
多くの名作が生まれることになるが、この魔界塔士SaGaが元祖である。


この時はファイナルファンタジーはⅡまで発売されており、Ⅱの影響を色濃く受けている。
レベル製ではなく熟練度製による成長システムであり、ほぼ全てのサガシリーズに受け継がれる。
時空の覇者SaGa3だけレベル製なのだが、これは河津秋敏氏が関わっていないことに関係している。
ただし魔界塔士SaGaは行動して成長するシステムではなく、ランダムで熟練度が上がっていく。
行動で熟練度が上がるのは、SaGa2秘宝伝説からである。


音楽はファイナルファンタジーシリーズでおなじみの植松伸夫氏である。
ゲームボーイでも、植松氏の音楽のすばらしさは色あせることはない。
サガシリーズでおなじみの伊藤賢治氏はまだ関わっておらず、
次作のSaGa2秘宝伝説からである。


魔界塔士SaGaは世界がいくつもあり、中世的な世界もあれば近代的な世界もある。
いくつもの世界が集まっているという、ある種なんでもありの世界観である。
この世界観はゲームボーイ時代のSaGaおよびサガフロンティア1に受け継がれることになる。
主人公たちは塔の頂上にあるとされる楽園をめざして、様々な世界を冒険をすることになる。


魔界塔士SaGaの世界は荒廃しているためか、人々はかなり殺伐としている。
例えば店に買い物に行った時には店員から「なんのようだ!」とか言われる(笑)
金がたりない時には「お金がたりやせんぜ・・・へっへっ」なんて言われてしまうのである(笑)
そもそも主人公達からして「ざけんじゃねえよ」とか言っちゃう始末(笑)
この殺伐としてるセリフはかなりインパクトがあるため、
以降のサガシリーズの伝統になり、数多くの名言を残すことになる。


魔界塔士SaGaでは主人公という概念はないため、4人のパーティを選ぶことになる。
人間・エスパー・モンスターの中からメンバーを選び、名前と性別を決める。
主人公は必ずしも人間にする必要性はなく、モンスターでも全く問題ない。
人間は武器で戦うタイプ、エスパーは特殊能力に長けてるタイプ、
そしてモンスターは武器防具は装備できないが、敵の倒したときに落とす肉を食べることによって、
強くなっていくという斬新なシステムである。肉の種類のよって強くなったり弱くなったりする。


武器も非常に個性的でオーソドックスな剣もあれば、火器や銃や平気など様々なものがある。
なかでもチェーンソーという武器があるのだが、これがなんとラスボスを一撃で倒してしまう。
これは裏技というわけでなく、いわゆるバグ技であり、意図的にしたわけではないらしい。
しかしインパクトがあったために、魔界塔士SaGaの中でも特に有名になった。


普通バグというのは欠点であり、批判されるものだが、
魔界塔士SaGaは破天荒な世界観であるため、バグも愛されているところがある。
なんでもありの世界観なので、バグも世界観とあっているのだ。
これは後のサガシリーズでも同様で、バグも魅力の1つになってしまっている。


ネタバレになるので詳しくはふせるが、ラスボスはかなり意外な人物である。
ラスボスと戦う直前の会話は、魔界塔士SaGaのファンの間ではあまりにも有名。
この時のラスボスのセリフで「これがいきもののサガか・・・」と言うのだが、
これがサガシリーズの名前の由来であり、サーガ(物語)とサガ(性)をいう二重の意味である。


このように非常に個性の強いRPGでありながら、魔界塔士SaGaは人気は高かった。
ゲームボーイで初のRPGということもあったが、普通のRPGとは違う独特の魅力があった。
現在は様々な携帯ゲーム機があり、数多くのRPGがあるが、魔界塔士SaGaは全ての元祖である。


後にゲームボーイでポケットモンスターが発売され空前の大ヒットになるのだが、
任天堂がポケモンを作ったきっかけは、魔界塔士SaGaが面白かったため、
ゲームボーイでも面白いRPGが作れると任天堂が判断したためである。
このように魔界塔士SaGaが後のRPGに与えた影響は大きい。
この成功によって後に多くのサガシリーズが生まれることになるのだ。









全ての携帯RPGの原点にしてサガシリーズの元祖。
プレイするべきか?聞くまでもなかろうよ!



Sa・Ga全曲集

ラベル:ゲームボーイ
posted by jin at 13:23| サガシリーズ | 更新情報をチェックする

2012年05月29日

ファイナルファンタジーⅢ レトロゲーム

ファイナルファンタジーⅢは1990年4月27日にファミリーコンピューター用に発売されたRPG。
ファミコン時代のファイナルファンタジー最後の作品であり、シリーズで初めてのミリオンセラーを記録した。
スクウェアとしてはゲームボーイの魔界塔士SaGaに続く二番目のミリオンセラー。
個人的にファミコンのRPGで最も好きな名作である。


前作のⅡが奇抜な作品であったのに対して、ファイナルファンタジーⅢは初代であるⅠから進化したゲーム。
ジョブシステムを発展させたジョブチェンジシステムを採用している。
これはⅠが最初にジョブを選んだら、最後までそのジョブで続けなければならないが。
ファイナルファンタジーⅢはジョブを自由に変えることが可能になった。
これにより状況によって様々なジョブを使って楽しめるという自由度が格段に上がった。


しかしジョブという選択技が広がった一方で、自由が制限されている場面があり、
例えば小人にならないといけないダンジョンや、竜騎士じゃないと倒せないボスなどがいる。
このボスのガルーダは恐るべき強さであり、ファイナルファンタジーⅢの中でも屈指の難関である。
個人的にファイナルファンタジーシリーズで最も苦戦した中ボスであった。


ファイナルファンタジーⅢから召還獣が初登場して、以降のシリーズでもおなじみになった。
Ⅰのバハムートが再登場して召還獣として、おなじみの必殺技メガフレアを使ったのは今作が初めてである。
シヴァ・ラムウ・イフリート・タイタン・オーディン・リバイアサンなど後に定番の召還獣も今作で初登場。
この召還魔法は人気が高く、シリーズの伝統となった。


チョコボも登場するが、前作のⅡでは一種の隠れたキャラみたいな扱いだったのに対して、
ファイナルファンタジーⅢでは、世界中にチョコボの森が存在しており、本格的に登場するようになった。
乗り物としてだけでなく、他にも召還獣として登場したり、デブチョコボが初登場した。
ファミコンのRPGなのでアイテム所持に限界があるため、デブチョコボにアイテムを預けることができた。
これは後のⅣにも採用されることになるが、Ⅴからはアイテム上限がなくなったために召還獣などで登場するだけになった。
本作にはギザールという村があるが、これがチョコボの好物のギザールの野菜の由来である。


ドット時代のファイナルファンタジー(ⅠからⅥ)は奇数がシステム重視偶数がストーリー重視と言われておる。
実際にⅠ・Ⅲ・Ⅴはジョブシステムで作られており、Ⅱ・Ⅳ・Ⅵは人間同士の争いが描かれている。
ファイナルファンタジーⅢはⅠからの正統進化であり、主人公という概念が存在しない(4人の少年達が主人公といえる)
Ⅳ以降は主人公に名前や個性もつくため、名無しの主人公はⅠと今作だけある。


ファイナルファンタジーⅢでは飛空艇の種類が多くなり、珍しく序盤から飛空艇に乗れる。
船と飛空艇の両方を機能を備えたエンタープライズ。
徒歩の8倍のスピードで動くノーチラス号。
巨大は戦艦で船内にアイテムを売っておりベットやデブチョコボなどの施設があるインビンシブル。
様々な飛空艇が登場するようになった。


またゲームを進めていくと、二つのワールドマップを行き来することになった。
最初の大地が浮遊大陸であり、中盤では飛空艇で浮遊大陸を飛びだしてさらなる外の世界に行くことができる。
この時はファイナルファンタジーⅢでも特に感動した場面であり、世界を壮大さを感じさせた。
以降のシリーズではⅥまではワールドマップがいくつか登場することになるが、
このファイナルファンタジーⅢがシリーズで初めて。
ワールドマップのBGM悠久の風はシリーズ屈指の名曲である。


ⅠとⅡの時は少し難易度が高かったが、ファイナルファンタジーⅢは難易度が優しくなった。
戦闘のテンポが良くなってサクサク進めるようになり、ⅠとⅡに比べると遊びやすくなったと言える。
しかしラストダンジョンだけはセーブポイント無しで、クリアまで2~3時間ほどかかる。
これは当時のデバッカーの一人が簡単だと言ったために、プロデューサーが怒ってしまって、
本来あったはずの、セーブポイントと回復ポイントを取ったという逸話がある。


そしてラスボスとの対決なのだが、女性のモンスターなのである。
ラスボスが女性のRPGは、私が知ってるなかではファイナルファンタジーⅢが初めてかと思われる。
必殺技の波動砲は強力で、苦戦させられた。以降のシリーズのボスも使う伝統的な技となった。


同じ年にドラゴンクエストⅣが発売されたために、ファイナルファンタジーⅢとはよく比較された。
他にもデジタルデビル物語女神転生2やファミコン版ウィザードリィⅢなど、この4つが注目されていた。
売上ではドラゴンクエストⅣのほうが上であったが、本作も決して売上が低いわけでもなく、
シリーズでは初のミリオンセラーを記録している。
思えばこの時からドラゴンクエストとファイナルファンタジーは日本RPGの双璧になったと思う。
ⅠとⅡはどちらかといえばゲームに慣れた人達への人気が高かったが、本作から子供達の人気も高くなった。
そしてこのジョブチェンジシステムの精神がⅤへと受け継がれていく。



ファミコンの限界を超えたRPGファイナルファンタジーⅢ。
ぜひプレイして悠久の風を感じてほしい。


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ファイナルファンタジーIII

ラベル:ファミコン
posted by jin at 11:38| ファイナルファンタジー | 更新情報をチェックする
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