2012年08月21日

イースⅣ レトロゲーム

ys4tonkinhausu.gif
スーパーファミコン版



ys4hadoson.jpg
PCエンジン版




イースⅣは1993年11月19日にスーパーファミコン用に発売されたアクションRPG。
そして1993年12月22日にPCエンジン用にも発売された。
原案は日本ファルコムだが、実はどちらも別の会社が作っており、
スーパーファミコン版がトンキンハウス。PCエンジン版がハドソンがそれぞれ作っている。
トンキンハウス製がイースIV MASK OF THE SUN  ハドソン製がイースIV The Dawn of Ys
つまりオリジナル作品が他社で、しかも2作品もあるという前代未聞な状態となる。
実はメガドライブ版がセガに作られる予定だったが、こちらは開発中止になっている。
Ⅳはアドルの冒険日誌では「セルセタの樹海」というタイトル。


Ⅲの発売後はしばらくイースシリーズは沈黙をしている状態だった。
待望のイースⅣが発売されることになったのだが、Ⅲの時と同じくこれも物議を醸した。
日本ファルコムではなく、別の会社から複数発売されることになったからだ。
イースⅣが発売されるまでに、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲが様々な機種に移植された。
その中でも特にハドソンのPCエンジン版が高く評価されている、
ハドソンがイースⅣの開発を、日本ファルコムへと打診したことがきっかけとなっている。


当時の日本ファルコムは風の伝説ザナドゥの開発をしていたため、
イースⅣを開発する余裕がなかった。
そのために原案ストーリーと開発した音楽をハドソンに渡して開発してもらうことになった。
その後にトンキンハウスとセガにも開発を依頼したが、セガのメガドライブ版は発売中止。
イースⅣは2つ世の中に出てくることになるのだが、基本的な設定は同じでありながら、
だがストーリー展開やキャラクター設定は微妙に違うものになっている。
先に発売したのはトンキンハウス版だが、こちらが原作というわけでもない。
どちらも原作でありながら、日本ファルコム公式ではないという奇妙なことになっている。
ゲームの歴史の中でも、このようなことは前代未聞である。


イースⅣではどちらが良いゲームか議論されるが、どちらも一長一短という感じである。
トンキンハウスのスーパーファミコン版が、公式のストーリーに忠実である。
ハドソンのPCエンジン版が、良くも悪くもハドソン節の個性的なものになっており、
ゲームとしてのクオリティならハドソン。ストーリー的にはトンキンハウス。
といった感じの評価になっている。


前作のⅢが横スクロールのゲームになっていたため、
Ⅰ・Ⅱの路線の続編を求められていた。その結果がイースⅣである。
今回は半キャラずらしの体当たりシステムが復活しており、
Ⅰ・Ⅱからのゲームシステムは継承されて、原点回帰したものになっている。
これはトンキンハウス製もハドソン製も同じである。


ハドソン製のイースⅣはキャラクターがよく喋り、アニメーションがある。
PCエンジンはスーパーファミコンよりも性能が良く、BGMのクオリティもかなり高かった。
現在のゲーム機のBGMと、ほとんど遜色が無いほどのBGMを作れる。
イースⅣはPCエンジンの性能をフルに生かした出来になっている。
ただハドソン製は良くも悪くも、ストーリーがオリジナリティなものである。
なのでハドソン製は、Ⅰ・Ⅱの設定と少しストーリー的に矛盾がある。


イースⅣはⅠ・Ⅱのストーリーが深く絡んでいる。
時系列としてはⅢよりも前の話で、Ⅱの直後の話となっている。
Ⅰ・Ⅱの登場人物も多く登場しており、Ⅱのヒロインのリリアも登場している。
またイースⅣにはフィーナやレアも登場するのだが、
これはⅡのラストが台無しになっているため、賛否両論になっている。
またⅠ・Ⅱの繋がりが深いため、良く言えばファンには嬉しい。
しかし悪く言えばⅠ・Ⅱを知らないと楽しめないとも言える。


イースⅣの基本的は設定は、セルセタという樹海が舞台であること。
今回はヒロインが2人いて、カーナという女戦士。もう1人はリーザという少女。
さっきも書いたがフィーナやレアやリリアも登場しているため、
イースⅣではヒロインがかなり多く登場している。
敵はグルーダ・バミー・ガディスの三人組。
トンキンハウス版では全員対等だが、ハドソン版ではグルーダが様付けで呼ばれている。
またハドソン版のガディスの「ブッコロシテヤルーー!!」というセリフは有名である(笑)
戦闘中には何回も叫ぶため、強烈に印象に残る。
また有翼人という設定や、ロムン帝国が初めて登場するのがイースⅣである。
これらは後のシリーズでも出てくる重要な設定。


イースⅣはどちらも好評だったが、やはり日本ファルコムの開発したものも出してほしい。
そんな要望が多かったが、時代は流れⅤ・Ⅵ・フェルガナの誓い・オリジン・Ⅶと発売されて、
もはやイースⅣは忘れられたかのように思えた・・・・・
しかし発売から19年。ついに日本ファルコム製作のⅣが発売されることになる。
2012年9月27日にPlayStation Vita用ソフトとして発売予定。
タイトルはイースセルセタの樹海 トンキンハウス製ともハドソン製とも違うゲームになる予定。
19年・・・本当に長かった・・・

 
 






2つのイース。
2つの名作。

 


イース 4 【PCエンジン】

 





イースIV Mask of the Sun -a new theory-
posted by jin at 23:40| イース | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。