2012年06月30日

ロマンシングサガ3 レトロゲーム

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ロマンシングサガ3
は1995年11月11日にスーパーファミコン用に発売されたRPG。
サガシリーズの第6作目であり、ロマンシングサガの最終作品。
1や2とは別に世界であり、世界観は中世よりではあるが、少し雰囲気が異なる。
音楽はもちろんイトケンこと伊藤賢治氏で、戦闘曲がかなり多くなった。


スーパーファミコン後期に発売されたために、グラフィックが芸術的に美しい。
1と比べてみると格段に向上しており、特にモンスターがインパクトの強いものになっている。
ロマンシングサガ3はスーパーファミコンのRPGで、最も綺麗なグラフィックではないだろうか。
ドットの1つの頂点に、到達したといってもいい。


ロマンシングサガ3は1と2の良いところを、うまく足したような作りになっている。
1が主人公が8人だったが、ロマンシングサガ3も同じ8人である。
そして成長システムは2と同じく、閃きシステムが採用されている。
自由度については2より自由なのだが、1よりは少し自由度が低いというところ。
最初のオープニングだけは固定だが、あとで自由になってくる。
難易度についてはロマンシングサガ3が、シリーズで最も簡単である。
ここは賛否両論であり、簡単すぎて物足りないという声もある。(普通のRPGよりは難しいが)
逆に初心者に最もやりやすいのが、ロマンシングサガ3の良い点ともいえる。


オープニングでは主人公が全員揃っており、共通のシナリオがある。
ユリアンは正義感が強く熱血な男。バランスが良くロマンシングサガ3の代表的なキャラ。
エレンは気の強いタイプの女。見た目に反して、斧が得意で腕力が強い。
トーマスは商人の男。彼を主人公にするとトレードというミニゲームができる。
サラはエレンの妹。ロマンシングサガ3で重要なキャラで、最初は選ばないほうがいい。
ミカエルは若き美形の王様。マスコンバットという戦争のゲームができる。
モニカはミカエルの妹。剣が得意なキャラで、性格はおとなしいが行動力がある。
ハリードは流浪の剣士。トルネードという異名をもつ凄腕の剣士で、主人公でも特に強い。
カタリナはモニカの侍女。素早さが高い剣士でミカエルに恋している。


ロマンシングサガ3は、仲間キャラの個性が特に強い。
人間の仲間から人外の仲間まで幅広く存在する。
パーティメンバーは5人、今回もフォーメーションができる。
2では術を使いこなすことが必須だったが、ロマンシングサガ3でもそこまで重要でもない。
最低限、回復の術さえ使えればなんとかなる。


1でサルーイン四天王、2で七英雄、そしてロマンシングサガ3は四魔貴族というのが登場する。
魔戦士公アラケス・魔龍公ビューネイ・魔炎長アウナス・魔海侯フォルネウス。
四魔貴族は七英雄よりはまだ弱いのだが、四天王よりは強いといったところ。
魔戦士公アラケスは血を流させるのが好きな残虐な性格。
魔龍公ビューネイは四魔貴族の紅一点。人間を見下している傲慢な性格。
魔炎長アウナスは炎属性の男。青年と老人の両方の性質がある。
魔海侯フォルネウスは四魔貴族のリーダー。正体は美形の少年である。


ロマンシングサガ3を象徴する敵で、全員が強敵である。
グゥエインという竜族がいるのだが、人間と敵対している。
しかし空を支配している魔龍公ビューネイを倒すために、主人公とは共闘することができる。
シリーズ全体にいえることだが、ロマンシングサガ3もこのような熱いイベントが多い。
このグゥエインに乗った主人公と魔龍公ビューネイの空中戦は、屈指の名勝負である。
ロマンシングサガ3を象徴すると言われてるほどの超有名なシーンである。


BGMについても、ロマンシングサガ3は特にすばらしい。
1と2に比べると戦闘曲が増えたため、良曲が多くなった
特に四魔貴族の戦闘曲は、スーパーファミコンの中でも屈指の名曲である。
四魔貴族とはゲーム中で2回戦うのだが、1回目と2回目で戦闘曲が変わる。
どちらの戦闘曲のほうが良いか、悩みどころである。


ロマンシングサガ3はシリーズ集大成ともいうべきゲームであった。
しかし1や2にあった荒削り的な部分が、少し無くなってしまった感もある。
良い意味でも悪い意味でも、完成されすぎてるゲームともいえる。
ザコ敵にいきなり瞬殺されてしまうような、無茶苦茶な展開が今回は無しである。
まさにロマンシングサガ3は、サガシリーズの優等生的な名作といったところだろうか。
今回でロマンシングサガシリーズは終了。7作目からはサガフロンティアとして生まれ変わる。
こちらも名作なのだが、サガシリーズのレビューは今回で終わりです。
今からサガシリーズをやってみたい人には、このロマンシングサガ3が特にオススメである。








ロマンシングサガの集大成。
シリーズの優等生。



ロマンシング サ・ガ3 オリジナル・サウンド・ヴァージョン

posted by jin at 23:35| サガシリーズ | 更新情報をチェックする

2012年06月20日

ロマンシングサガ2 レトロゲーム

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ロマンシングサガ2
は1993年12月10日にスーパーファミコン用に発売されたRPG。
サガシリーズの第5作目であり、ロマンシングサガの2作目。
前作のロマンシングサガ1とは別に世界であるが、世界観は同じ中世である。
音楽はもちろんイトケンこと伊藤賢治氏で、今回も名曲の宝庫になっている。
個人的に今までやってきたRPGで最も好きなゲームである。


スクウェアのゲームといえば、帝国軍と戦うRPGが非常に多い。
(ファイナルファンタジー2,6や聖剣伝説2やバハムートラグーンなど)
しかしロマンシングサガ2では、主人公が帝国の皇帝であり、
敵が七英雄という古の勇者達。いつものスクウェアのRPGとは逆になっている。


前作の1と同じくロマンシングサガ2も、自由度の高いフリーシナリオである。
ただし今回は主人公が、必ずバレンヌ帝国の皇帝というのが決まりとなっている。
皇帝には継承法という術があり、能力を受け継がせることができる。
ある程度のイベントをこなすと、次の皇帝に継承して時代が流れる。
進め方によってはロマンシングサガ2は、100年くらい経過する壮大な物語である。


しかし初代と2代目の皇帝は、レオンとジュラールというキャラに固定されている。
初代皇帝のレオンはいかにも皇帝という感じの厳格な父親。
彼の息子に兄のヴィクトールと弟のジェラールという2人の兄弟がいる。
ロマンシングサガ2ではこの3人は重要な役どころであり、物語の根幹に関わっている。


長男のヴィクトールは父親似で、戦いが得意な男らしい性格。
次男のジュラールは優しい性格なのだが、文学に長けてるが戦いが苦手。
そのためジュラールは父親や長男に比べると、頼りないという印象だった。
ロマンシングサガ2の世界はモンスターが暴れており、戦乱の世である。
そのため戦いが得意にするために、レオンはジュラールを鍛えられていた。


しかしヴィクトールがクジンシーという男に殺されてしまい、
敵を討ちに向かったレオンも、返り討ちにあってしまう。
レオンが死ぬ間際に継承法をジュラールに使う。
ジュラールは見事にクジンシーを倒すことに成功したのだが、
彼は七英雄の1人であり、以後バレンヌ帝国と七英雄の長い戦いが始まる。
ロマンシングサガ2では七英雄との戦いが中心の物語となっている。
ジュラールも継承法を使って、以後の皇帝は自由に選ぶことができる。
最終皇帝になったらラスボスと戦うことができる。この最終皇帝が事実上の真の主人公であり、
主人公が終盤まで使えないという前代未聞のゲームである。


七英雄はかつてモンスターから世界を救った古の勇者達なのだが、
世の中に混乱がおこる時に、いずこから現れて世界を救ってくれるという伝説の英雄となった。
ロマンシングサガ2で七英雄は帰ってきた。ただしモンスターとして。
英雄であった彼らが、なぜモンスターのボスとして現れたのかはプレイして確かめてほしい。
彼らは決して完全な悪というわけでなく、悲しい復讐のために戦っている。
そして主人公側のバレンヌ帝国も見方によっては、正義とは言えないのかもしれない。
(七英雄を倒すためとはいえ、他の領土を占領したりするので、完全に正義ともいえない)


七英雄は全員が個性的な性格をしており、一枚岩というわけではない。
名前が東京の山手線の駅の名前が元ネタになっている。(ちなみにジュラールはJRから)
ワグナス(品川)ノエル(上野)スービエ(恵比寿)ダンターグ(五反田)
ロックブーケ(池袋)ボクオーン(大久保)クジンシー(新宿)
彼らはロマンシングサガ2の影の主役達といっても過言ではない
個人的にRPGで最も好きな敵チームである。


ワグナスは七英雄のリーダー的存在で、両性である。
ノエルは七英雄のもう1人の中心人物でワグナスの親友。冷静沈着な紳士で常に敬語。
スービエは3番目の仲間、ワグナスの従兄弟で彼を信頼している。
ダンターグは4番目の仲間、乱暴な性格で強くなること以外興味がなく、復讐にも興味がない。
ロックブーケは5番目の仲間、ノエルの妹で紅一点。男を操るのが得意。
ボクオーンは6番目の仲間、ズル賢い男で、人形のマリオネットが得意。麻薬で金儲けが目的。
クジンシーは最後の仲間、ノエル以外の全員から嫌われてる外道、復讐より世界征服が目的。


ロマンシングサガ2の最大の敵の彼ら七英雄であるが、
基本的にワグナスとノエルが中心としたチームであり、復讐を目的としている
ロックブーケとスービエが2人の賛同者。
ダンタークとボクオーンとクジンシーは復讐ではなく、個人的な目的があるという感じ。
クジンシーが一番ザコで、ノエルかワグナスのどちらかが一番強い。
こんなバラバラなメンバーだが、ノエルが誰とでも温厚に接したため、まとめ役となっていた。
なんだかんだでロマンシングサガ2のラストでは、七人合体して戦うことになる。


前作の1では武器の熟練度で必殺技を出せたが、
ロマンシングサガ2からは、戦闘中に必殺技を覚える閃きシステムとなった。
このシステムは以降のサガシリーズの定番となったが、元祖はこのロマンシングサガ2である。
覚えた必殺技は、次の世代の戦士たちにも覚えさせることができるため、重要となってくる。
運要素もあるため、プレイするたびにどんな必殺技を覚えられるかわからないのが面白い。


ロマンシングサガ2では戦闘は5人参加できるが、今回も誰を仲間にしてもいい。
キャラごとにクラスというものがあり、剣が得意とか術が得意とか様々である。
今回から陣形の要素も追加され、絶対の先手がとれるなどといった特徴があり、非常の便利。
この陣形には様々な種類があるので、これらを使いこなすことが重要である。


ロマンシングサガ2はRPGでもかなり特殊なゲームであるため、賛否両論わかれる。
システムも独特のものなので最初は理解できず、ザコもボスもどちらもかなり強い。
特のラスボスの七英雄は、スーパーファミコン最強のボスと名高い。
攻撃だけでなく術や陣形を使いこなさないと勝てない。
1と3は術はそこまで使わないくて問題ないが、ロマンシングサガ2では術は特に重要。
今作はロマンシングサガシリーズで、間違いなく最高難易度を誇る。
ファイナルファンタジーと同じ感覚でやってると、クリアは難しいだろう。


しかしそんな癖のあるロマンシングサガ2も、慣れると本当に面白い。
イトケン氏の派手な戦闘曲や、モンスターの美しくも怖いグラフィックは最高である。
敵も七英雄をはじめ強敵揃いなので、プレイしていて歯応えがある。
プレイするごとにストーリーの展開や、キャラのメンバーも変わるため何度やっても面白い。
ロマンシングサガ2は自分自身で独自の歴史を作っていくゲームだといえる。
RPGは数多くあるが、こんなゲームは他に類を見ない。
個性的ゆえ好き嫌いは分かれるが、一度好きになったらとことんまでハマれるゲーム。
だからこそロマンシングサガ2には、現在でも熱狂的なファンが多いのだ。











受け継がれる魂の物語。
あなただけの歴史をつくれ。





ロマンシング サ・ガ2 エターナル・ロマンス

posted by jin at 18:39| サガシリーズ | 更新情報をチェックする

2012年06月10日

ロマンシングサガ1 レトロゲーム

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ロマンシングサガ1
は1992年1月28日にスーパーファミコン用に発売されたRPG。
ファイナルファンタジーⅣに続くスクウェアのスーパーファミコンソフト第二弾。
もともとゲームボーイで魔界塔士SaGa・SaGa2秘宝伝説・時空の覇者SaGa3があったが、
今作はサガシリーズの4作目であり、ロマンシングサガシリーズ三部作の1作目である。
音楽はSaGa2秘宝伝説や聖剣伝説1でおなじみのイトケンこと伊藤賢治氏である。


ゲームボーイからスーパーファミコンにハードを移したことにより、
従来のサガシリーズから、さらなる進化をとげた。
ロマンシングサガ1ではフリーシナリオというシステムが採用され、
今までのRPGとは違う独特のものになった。


ロマンシングサガ1では今まで通りレベルの概念は存在しない。
代わりに武器の熟練度が上がるシステムで、上がっていくほど強力な必殺技が増えていく。
しかし武器を外してしまうと、熟練度がリセットされてしまうので、注意が必要だ。
これは後の2と3とは違うロマンシングサガ1独自のシステムである。

ゲームボーイのサガシリーズはある種なんでもありの世界観だったが、
ロマンシングサガシリーズは全て中世的な世界観である。
ファイナルファンタジーシリーズと違うのは、ドロドロとした人間関係が描かれてところである。
ロマンシングサガ1では神々や貴族など、いろんなキャラが出てくるのだが、どこか人間臭い部分を感じることができる。
ファイナルファンタジーのように良い人と悪い人が、綺麗にハッキリと分かれている感じではないのである。
ファイナルファンタジーが少年漫画的な感じだとしたら、ロマンシングサガは青年漫画的な感じだろうか。


同じスクウェアのファイナルファンタジーⅣとは、見た目は非常によく似てるのだが、
実はロマンシングサガ1とは全く正反対のゲームといえるのだ。
ファイナルファンタジーⅣはいわゆる一本道のRPGであり、
ストーリーも主人公も仲間キャラも全て固定されていたが、
ロマンシングサガ1は主人公は8人おり、自由に決めることができる。
アルベルト・グレイ・ジャミル・ホーク・アイシャ・クローディア・バーバラ・シフ
それぞれ年齢も身分も性別も全く違う8人である。


ストーリーもサルーインという邪神を倒すことが最終目的なのだが、
途中までの過程は自由なのである。誰を仲間にしてもかまわない。
行けるとこならどこへ行ってもかまわないので、各地の様々なイベントをこなしていけばいい。
ファイナルファンタジーⅣが本を読んでいるような楽しさだとしたら、
ロマンシングサガ1はパズルを解いていくような楽しさがある。


ロマンシングサガ1は必ずしも善人として行動する必要もなく、悪人として行動することもできる。
あるキャラを強引に殺して武器を奪うこともできるのだ。
唐突にあっさりと殺せてしまうため、シュールで笑えてしまう(笑)
サガシリーズの独特のインパクトあるセリフは、当然ロマンシングサガ1でも健在である。


ロマンシングサガシリーズは、音楽が特に優れているシリーズとして有名である。
プレイしたことない人でも、音楽を聞いたことがあるという人も多いのではないだろうか。
SaGa2秘宝伝説と聖剣伝説1で評価されたイトケン氏だが、ロマンシングサガ1でさらに評価されることになる。
もちろん戦闘曲も優れているのだが、町やダンジョンの音楽も非常に良い。
そして下水道のダンジョンがあるのだが、世界一かっこいい下水道の音楽として評価されている(笑)
以降もロマンシングサガシリーズは、イトケン氏が担当することになり代表作となる。
ロマンシングサガといえばイトケン氏、イトケン氏といえばロマンシングサガとして切っても切り離せない関係になる。


自由度の高いRPGは以前でもあったのだが、ここまで自由度の高いものは独特であった。
それまでのRPGの常識を覆す斬新かつ画期的な作風で独自の人気を獲得した。
ロマンシングサガシリーズは全て自由度が高いのだが、最も自由度が高いのはロマンシングサガ1である。
ファイナルファンタジーが一般的な人気を獲得したのに対して、
サガシリーズはどちらかといえば、それまでのゲームやRPGに慣れた上級者を中心に人気を獲得した。
一本道のRPGでないため、何回やっても新鮮に楽しめるのが、ロマンシングサガシリーズの強みである。
レトロゲームとして紹介したが、今でも現役でプレイしてる人達は非常に多い。


スーパーファミコンのスクウェアは名作RPGを多く出したが、
ファイナルファンタジーやクロノトリガーが特に有名である。
その中でロマンシングサガシリーズは全体的に難易度が高く、上級者を唸らせた
ロマンシングサガ1はザコ敵に殺されてしまうことも、全然珍しいことではない。
他の王道RPGとは全く違う変化球的な魅力で、スーパーファミコンでも独自の人気を獲得した。


ファイナルファンタジーシリーズには及ばなかったが、ロマンシングサガシリーズも売上は良かった。
ファイナルファンタジーがスクウェアの表の看板なら、ロマンシングサガシリーズは裏の看板といっても過言ではない。
ロマンシングサガ1はその始まりであり、スーパーファミコンでも欠かすことのできない名作である。


ロマンシングサガ1は数十年後にプレイステーション2で大幅にリメイクされている。
キャラや世界観は同じだが、システムは全く変わって独自のものとなっている。
リメイク作品でも特に面白いものになっているため、こちらもプレイしてみてはいかがだろうか。






スクウェアのもう1つの代表作。
ロマンシングサガシリーズの幕明け。




アルティメットヒッツ ロマンシング・サガ

posted by jin at 23:53| サガシリーズ | 更新情報をチェックする
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