2012年06月22日

ライブアライブ レトロゲーム

ライブアライブは1994年9月2日ににスーパーファミコン用に発売されたRPG。
オムニバス形式のRPGで全9編。売上はあまりよくなかったためマイナーなのだが、
スクウェアのファンの間では非常に有名で、これをやらずしてスクウェアは語れない。
普通のRPGとは全く違った、奇抜なストーリーが評価されている。
スーパーファミコンの隠れた名作RPGとして、マイナーでありながら有名。


ライブアライブは最初は7編から自由に選べて全てクリアすると、残りの2編をプレイできる。
時代も世界観も雰囲気も全てがバラバラであり、戦闘だけのシナリオなどもある。
それぞれ原始編・幕末編・功夫編・西部編・現代編・近未来編・SF編。
ライブアライブでは各シナリオに小学館の有名な漫画家が、主人公のイラストを手がけている。
これらを全てクリアすると中世編。そして中世編をクリアすると、
全ての主人公が、全員集結する最終編をプレイできる。


原始編はおぼっちゃまくんやゴーマニズム宣言の作者、小林よしのり先生がイラストを担当。
主人公は原始人の少年ポゴ。原始編ではその名の通り原始時代が舞台となっている。
基本的のライブアライブは全体的に変わったシナリオであり
原始編は登場人物が、全員言葉を喋らないという奇抜なものである。
しかしキャラクターが全く喋らなくても、リアクションでなんとなくストーリーはわかる。
ポゴの親友のゴリ(ゴリラ)生贄の少女べる、敵のリーダーのざき。
個性的なキャラが多く登場するが、最後には意外な展開になる。


幕末編はYAIBAや名探偵コナンの作者。青山剛昌先生がイラストを担当。
主人公は忍者のおぼろ丸。幕末の動乱を舞台とした和風な世界観で、
城の潜入して敵を退治しながら、要人を救うのが目的。
ライブアライブの中でも、特にやり込み要素が強いのが特徴。
城には100人の人間がおり、全員殺しても全員見逃しても自由。
そのためプレイによってストーリーが異なる。


功夫編は拳児やジーザスの作者。藤原芳秀先生がイラストを担当。
主人公が複数おり、最初は心山拳老師(名前はない)
そして後に彼の弟子の3人の中から、1人が心山拳を継承して主人公になる。
元野盗の娘レイ・クウゴ 食い逃げ犯の巨漢サモ・ハッカ 心優しい少年ユン・ジョウ。
この3人から自由に選ぶことができ、レイはライブアライブで唯一の女性主人公。
それぞれ西遊記の孫悟空(レイ)・猪八戒(サモ)・沙悟浄(ユン)がモデル。


西部編は火の玉ボーイやB・Bの作者。石渡治先生がイラストを担当。
主人公は賞金首の凄腕ガンマン、サンダウン・キッド。
西部アメリカの古き良き開拓時代が舞台で、ライブアライブの中でもかっこいいシナリオ。
サンダウンと彼のライバルのマッド・ドッグが、一時的に協力してギャング達と戦う。
西部劇を名作を参考にしているフシがある。


現代編はスプリガンやARMSの作者。皆川亮二先生がイラストを担当。
主人公は最強を目指す格闘家の高原日勝。
ライブアライブで最もシンプルなシナリオ、ボスと戦うのみでフィールドやザコ戦などがない。
ボスは世界中の格闘家から、1人を選んでタイマンで戦う硬派なシナリオ。
当時ストリートファイターⅡを中心とした格闘ゲームブームで、それを意識していると思われる。
ライブアライブの作曲家の下村陽子氏は、ストⅡの音楽も担当していたため、かなり似ている。


近未来編は炎の転校生や逆境ナインの作者。島本和彦先生がイラストを担当。
主人公は超能力者の田所アキラ。
ライブアライブでも特の熱いシナリオで、昔のロボットアニメを意識している。
近未来という名前だが、あくまでも1994年当時の近未来なので、
現在から見ると、昭和の特撮やアニメのようなストーリーである。
通りすがりのタイヤキ屋さん無法松(昭和生まれ)が仲間になるが、
彼はライブアライブでも、最もかっこよくて熱い漢である。
この近未来編ではテーマ曲があるのだが(スーパーファミコンなので残念ながら音声はない)
これは島本和彦先生が自ら作曲したものである。さすが世界一熱い漫画家である(笑)


SF編は巴がゆく!やBASARAの作者。田村由美先生がイラストを担当。
主人公は作業用ロボットのキューブ。
ライブアライブの中でもシリアスで怖いシナリオ。戦闘は最後以外は全くない。
宇宙船でトラブルが起こり、船員が何人も死んでいく。
ファイナルファンタジーの有名なモンスター、べヒーモスが登場するが、
べヒーモスに捕まってしまうと、一瞬でゲームオーバーになってしまう。
どこに隠れてるのか、いつ襲い掛かってくるのか、全くわからないため、
ライブアライブでも屈指のトラウマとして有名である。
まさに映画のようなストーリーであり、エイリアンを意識しているのではないだろうか。


中世編は7つのシナリオをクリアしてからプレイできる。
主人公は勇者オルステッド。彼がライブアライブの真の主人公といっても過言ではない。
そして仲間には親友の魔法使いストレイボウ、伝説の先代勇者ハッシュ、僧侶ウラヌス。
彼らが全員で協力して、魔王を倒しにいくというのが目的
ファンタジーな世界で、オルステッドは喋らないなど超王道なRPG・・・
だがしかし・・・・・最後の最後でオルステッドとプレイヤーは裏切られることになる。


この中世編はライブアライブの真髄と言うべきシナリオで、前代未聞の展開であった。
現代のゲームと比べても奇抜であり、当時としてはまさに衝撃的の展開である。
同じスクウェア作品のファイナルファンタジーⅣを意識しており、
オルステッドとストレイボウの関係は、セシルとカインの関係に酷似している。
ライブアライブが隠れた名作として評価されたのは、この中世編の評価が特に大きい。


そして最終編で今までの主人公が、時空を超えて全員が中世編の世界に集結する。
4人パーティで誰を主人公にするのも、誰を仲間にするのも自由である。
中世編がファイナルファンタジーⅣを意識してたのに対して、
最終編はロマンシングサガ1の、自由度を意識して作ったと言われている。
そして最後にライブアライブのラスボスと戦うことになるのだが、
正体はあなた自身で確かめてほしい。ゲーム史上前代未聞のラスボスである。
個人的に彼ほど悲しく衝撃的だったラスボスはいない・・・・・・


スクウェアは数多くの名作を生み出しており、ファイナルファンタジーを筆頭に、
ロマンシングサガ、クロノトリガー、聖剣伝説など、いずれも多くのファンに愛され売れた。
しかしライブアライブに関しては、セールス的には失敗だと言わざるおえない。
多くのメジャーなゲームの影に、隠れてしまったゲームでもある。
ではライブアライブは駄作なのか?断じて否!スクウェアでも最高峰の名作である。
もしスクウェアファンでライブアライブをやってない人は、ぜひプレイしてほしい。

 
 




スーパーファミコンの隠れた名作。
スクウェアの真髄ここにあり。

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ライブ・ア・ライブ

posted by jin at 23:48| ライブアライブ | 更新情報をチェックする
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