2012年08月10日

天地創造 レトロゲーム

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天地創造は1995年10月20日にスーパーファミコンで発売されたアクションRPG。
発売元はエニックスであり、開発はクインテット。
クインテットはかつて日本ファルコムで、イースⅠ・Ⅱを作ったスタッフが設立した会社。
ソウルブレイダー・ガイア幻想紀・天地創造の3作品を、クインテット3部作とよぶ。
共通点はスーパーファミコンのアクションRPGであること。
3作品とも違う世界の話だが、命をテーマにしており、独特のストーリーが評価されている。
天地創造はクインテット3部作の最終作である。


スーパーファミコン後期の95年に発売されたアクションRPG。
同じ年には聖剣伝説3やイースⅤが発売されている。
前のガイア幻想紀とイースⅣも発売日が近かったが、今回の天地創造とイースⅤも近い。
やはり日本ファルコムとクインテットは対立していたのだろうか?
今となってはもうわからないことなので、明確な証拠はないのだが・・・


個人的には天地創造は、クインテット3部作の中でも最高傑作だと思う。
ソウルブレイダーやガイア幻想紀も面白かったが、
天地創造は壮大なストーリーで、超大作のアクションRPGである。
アクションRPGとしてのバランスも非常に良くなっており、
クインテットは天地創造で1つの華を咲かせたといえる。


主人公はアークという悪ガキ。
クリスタルホルムという村に住んでいるイタズラ小僧。
武器は槍という珍しい設定だが、ガイア幻想紀の笛ほどではない(笑)
天地創造の序盤は地裏という世界が舞台で、説明するのが難しいが奇妙な世界である。
村もクリスタルホルムしかなくて、空も青空ではなく妙な色と形をしている。
ある出来事があり、アークは長老の命令で地裏とは違う世界の地表に行くことを命じられる。
幼馴染の少女エルと別れて、アークは地表を冒険することになる。


天地創造はアクションRPGには珍しく、ワールドマップが存在する。
このワールドマップの曲は、RPGのフィールドでも屈指の名曲であるのでぜひ聞いてほしい。
ワールドマップでは敵とはエンカウントせず、ダンジョンでのみ敵と戦うシステム。
天地創造の地表は現実世界の地球と酷似しており、ユーラシア大陸などが存在している。
実はこの地表を創造したのは、他でもないアークなのだが、
天地創造というタイトルの意味が、おぼろげながらわかってくる。
地表は生物も植物も全くいないため、アークが復活させていくことになる。
ここらへんの設定は、クインテット3部作のソウルブレイダーとよく似ている。


天地創造を進めていくと、最初は動物や植物から復活していく。
ソウルブレイダーもそうだったが、動物や植物とは会話することができる。
中盤以降になると人間が復活して、文明が発達していく。
しかし人間が復活してからは、動物と植物とは喋れなくなってしまうので悲しい。
天地創造では文明が発達することが、必ずしも正しいことだとは描かれていない。
文明レベルが上がって、近代化していくことで誰もが幸せになるとは限らない。
クインテットは破壊と創造をテーマにしているが、考えさせられる内容になっている。


天地創造はとても謎が多いストーリーなのだが、序盤ではさっぱりわからない。
終盤になると世界の謎や主人公アークの正体など、明らかになっていく。
天地創造のラスボスもかなり意外な人物で、非常に驚かされた。
ラスボスを倒した後は達成感と喪失感が入り混じった感覚になる。
個人的に天地創造のエンディングは、今までやったゲームで最高だと思う。
本当に残念ながらクインテット3部作は、あまり売上はそれほどでもなく知名度も高くない。
しかしクインテット独特の世界観や感動は、他のゲームでは味わえない。
まだプレイしたことない人は、ぜひクインテット3部作を全てやってほしい。
きっと想像以上の感動が待っているだろう。







アクションRPGの最高峰
隠れた超大作。


天地創造
posted by jin at 23:29| クインテット作品 | 更新情報をチェックする

2012年08月09日

ガイア幻想紀 レトロゲーム

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ガイア幻想紀は1993年11月27日にスーパーファミコンで発売されたアクションRPG。
発売元はエニックスであり、開発はクインテット。
クインテットはかつて日本ファルコムで、イースⅠ・Ⅱを作ったスタッフが設立した会社。
ソウルブレイダー・ガイア幻想紀・天地創造の3作品を、クインテット3部作とよぶ。
共通点はスーパーファミコンのアクションRPGであること。
3作品とも違う世界の話だが、命をテーマにしており、独特のストーリーが評価されている。
ガイア幻想紀はクインテット3部作の第2弾である。


1993年はこのゲーム以外にも、聖剣伝説2やイースⅣなどアクションRPGの名作が多い。
ガイア幻想紀を作っていたスタッフ(というかクインテット)は、
もともとはイースⅠ・Ⅱを作っていたことは有名だが、その後日本ファルコムを辞めた。
ガイア幻想紀とイースⅣの発売日が近かったのは、おそらく単なる偶然ではないと思う。
証拠はないので完全に憶測だが、お互いにライバル意識があったのではないだろうか?
まあ結果的にガイア幻想紀もイースⅣも、アクションRPGとしてはタイプこそ違ったが、
どちらも名作であったのは間違いない。


ガイア幻想紀のキャラクターデザインは、少女漫画家の萩尾望都先生(ポーの一族の作者)
かわいらしいデザインで、キャラクターに愛着を湧かせる。
グラフィックだけを見ると、子供向けなゲームという印象を持つかもしれない。
実際に自分もプレイするまでは、子供向けのゲームだと思っていた。
しかしガイア幻想紀は大人でも考えさせられるほどの、深いストーリーである。
クインテット作品のストーリーは、スーパーファミコンでもトップクラスに良い。
環境破壊や奴隷の話など、暗い話や重たい内容で、なかなか衝撃的な展開が多い。


ガイア幻想紀の主人公はテムという少年。
ある理由で超能力が使える不思議な少年で、父親は数年前の冒険で行方不明になっている。
武器はなんと笛、剣でも槍でもなく笛である(笑)
RPG多しといえども、主人公が笛を武器に使うのはガイア幻想紀くらいだろう(笑)
他にもテムはダンジョンでは、フリーダンやシャドウという存在に変身することができる。
フリーダンは大男の剣士で、攻撃力が強く剣で攻撃するタイプ。
シャドウは床をすり抜ける移動ができるタイプ。
なぜテムが変身できるのかは、ガイア幻想紀の謎である(笑)


動かせるのは主人公のテム1人だが、仲間達と一緒に冒険する(一緒に戦ったりはしない)
テムの友人であるロブ・モリス・エリックの3人。イトリー族の少女リリィ。
そしてガイア幻想紀のヒロインである、エドワード王国のカレン姫。
個性豊かな少年少女達が世界を冒険することになる。
しかし全員が最後まで一緒に冒険するわけではなく、様々な結末を迎えることになる。
テム以外のキャラがどうなるのかは、ガイア幻想紀をプレイしてたしかめてほしい。


このゲームの世界は、現実世界と微妙によく似ており、
万里の長城・エジプトのピラミッド・ナスカの地上絵・インカ帝国の遺跡マチュ・ピチュ。
他にも様々な遺跡などがモデルとなっており、遺跡好きにはたまらないゲームになっている。
ガイア幻想紀がなぜ現実世界と似ているのかは、実はちゃんとした理由がある。
テム達はどんな冒険をすることになるのだろうか。


クインテット3部作の1作目であるソウルブレイダーと比べると、
ガイア幻想紀はキャラクターが大きくなり、パズル的な要素が強くなった。
(1993年のRPGは、それまでのRPGと比べるとキャラクターが大きくなっている。)
ソウルブレイダーもそうだな、正直アクションRPGとしては難易度は低い。
モンスターとかにはそれほど苦戦するほどではないだろう。
その代わり謎解きやストーリーは、とても面白く飽きさせない。
ストーリーが好きな人には、ぜひガイア幻想紀をやってほしい。

 
 
 
 







幻想の切ない物語。
生きることの重みを教えてくれたRPG。



ガイア幻想紀

posted by jin at 22:30| クインテット作品 | 更新情報をチェックする

2012年08月08日

ソウルブレイダー レトロゲーム

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ソウルブレイダーは1992年1月31日にスーパーファミコンで発売されたアクションRPG。
発売元はエニックスであり、開発はクインテット。
クインテットはかつて日本ファルコムで、イースⅠ・Ⅱを作ったスタッフが設立した会社。
ソウルブレイダー・ガイア幻想紀・天地創造の3作品を、クインテット3部作とよぶ。
共通点はスーパーファミコンのアクションRPGであること。
3作品とも違う世界の話だが、命をテーマにしており、独特のストーリーが評価されている。
ソウルブレイダーはクインテット3部作の第1弾である。


主人公のデフォルト名は無し。神の使いである天空人。
ソウルブレイダーの世界は魔王デストールにより、地上から生物の姿が消えている。
フレイル王国を統治するマグリッド王に「生き物の命一つにつき黄金一つを交換しよう」
このように取引をしたために、人間だけでなく、動物や植物までありとあらゆる生命が消えた。
ソウルブレイダーは消えた生命を復活させるために、デストールと戦う物語である。


システムは主人公を動かして剣で敵を倒す、アクションRPGの基本中の基本である。
非常にシンプルなシステムであり、悪くいえば単純。良くいえばわかりやすい。
一応魔法も使えるのだが、正直あまり役に立たない(笑)剣で攻撃してたほうがいい。
しかしソウルブレイダーの醍醐味は魔物を倒すと、生命や建物が復活していくところにある。
ゲーム開始してから最初は何もない地形に立たされる。
魔物を倒していくごとに、家や草木や植物や人間、そして1つの街が復活していく。
自分が街を復興させている。これが想像以上に快感になってくる。
このあたりがソウルブレイダー独特の面白さである。


スーパーファミコン創成期にクインテットは、アクトレイザーという作品を出している。
そのアクトレイザーでも街を作るシステムがあったが、
ソウルブレイダーでも街や人間が復活していくところは、よく似ている。
これはクインテット独特のものであり、創造と破壊というのが大きなテーマになっている。
ソウルブレイダーはその傾向が特に強い作品である。


もう1つクインテットの特徴として、人間以外とも会話できるということである。
動物はもちろん花や草木とも会話ができるのだ。
これはソウルブレイダーが初めてだが、以降の作品でも同じように花と会話できたりする。
花や動物たちは主人公にヒントを与えたりしてくれる。
欲深い人間よりも心が綺麗だと思うのは私だけだろうか・・・・・


シンプルでありながらも深いストーリーで、完成度の高いゲームになっている。
アクションRPG好きなら、クインテット3部作はぜひやったほうがいい。
スーパーファミコンの隠れた名作であり、さすがイースⅠ・Ⅱを作ったスタッフである。
ソウルブレイダーはその第1弾として発売されたが、あまり売上はよろしくなかった。
本当に残念なことである。この名作はもっともっと売れるべきだったと思う。
多くの人にこの感動を知ってほしい。







アクションRPGの隠れた名作。
シンプルながら奥深いストーリー。


ソウルブレイダー
posted by jin at 22:45| クインテット作品 | 更新情報をチェックする
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